キャバクラでの人間関係トラブル
キャバクラで働くことをためらう人に理由を聞くと、「人間関係がしんどそうだから」と答えが返ってくることがあります。
キャバクラの人間関係トラブルとはそんなにひどいものなのでしょうか？また、どんなことに気を付ければ、トラブルを回避できるのでしょうか？
特に気を付けておきたいことについてお話ししていきます。
爆弾
まず「爆弾」をやらないようにしてください。やってしまうとお店全体からの信頼を失いますので、絶対にやめておいてください。
キャバクラの専門用語となりますが、自分はヘルプという立場なのに、他のキャバ嬢を指名しているお客様に営業行為をして、指名替えをさせてしまうということです。※営業行為とは、指名してと頼んだり、名刺を渡したり、お客様と電話番号を交換したりすることです。
キャバクラで働くのが初めてでよくシステムを理解していなかったり、あるいはお客様から指名替えを持ちかけられＯＫした場合でも、どちらにしても重大なルール違反となりますので、細心の注意が必要です。
指名されているキャバ嬢を怒らせるだけでなく、お店からも「あの子はトラブルを起こす子だ」と思われ、その後不利になることが考えられますので、気を付けてくださいね。
お客様に他のキャバ嬢の情報を喋る
ついやりがちなミスなのですが、お客様にペラペラと他のキャバ嬢の情報を喋ってしまうこと。これも大変危険なことです。
他のキャバ嬢を話題にすることは、楽ですよね。もちろん自分としては悪気がある訳ではなく、見たままそのままを口に出しただけなのですが、そこから他の口でそのことを話す時に、ゆがめられてしまう可能性があります。
思い当たる節がない当の本人たちは誰かにはめられたと思いますし、その犯人を恨み探すかもしれません。
No.1のキャバ嬢はどのキャバ嬢とも適度な距離感を保っている
ひと昔前のNo.1キャバ嬢は、ツンとしていて天狗になっているような人もいました。
しかし最近では、挨拶もしますしタイミングが合えば会話もするし、同じ卓につけば話題を振ってくれることもあります。
キャバクラは、昔から「ドロドロした女の世界」みたいな描かれ方をしてきましたが、実際は違います。女子同士友達になり、楽しくごはんに行ったりして働く上での楽しみの一つとしているんですよね。
私はいくつかのお店で働いてきましたが、どこのNo.1キャバ嬢も感じが悪かったという記憶はありません。
「やっぱりNo.1の人は性格が良くて好かれる天才なんだな…」と思う回数の方が多かった気がします。
ボーイとの人間関係にも注意
キャバ嬢の中には、店長やボーイなどの男性従業員に辛く当たる人がいます。
まあ確かにおかしいことを言ってくるボーイもいないではないので、ハッキリ言った方がいい場合もあるのですが、必要以上に偉そうにすると、自分が損することもあります。
どうしてかと言うと、所詮男性従業員がお店の運営を行っており、付け回し（お客様にどのキャバ嬢を付けるか）も店長やボーイの裁量一つとなります。
付け回し担当のボーイと仲が悪ければ、顔見知りで指名してくれる可能性が高くて良いお客様が来店しても、フリーに付けてもらえないでしょう。
他にも、ボーイには色々融通を利かせて動いてもらわないといけない場面が多々あります。
人に優しくするのは人のためではなく自分のためだと思い、時に行動を見直してみることが大切です。
